ケアプランとグループホーム

ケアプランとグループホーム

●ケアプラン

在宅で要介護と認定された方に対して、心身の状況や、生活保護、利用者やそのご家族の希望に沿ってサービスの種類や内容をケアマネージャー(後述)が決めていく「介護サービス計画」の事をケアプランと言います。

このケアプランは、利用者本人自身が作成する事も可能ですが、一般的には居宅介護支援事業者に依頼をして、ケアマネージャーに作成してもらうことが多いです。

作成してもらう費用は、全額介護保険給付の対象になる為、負担がかからず助かりますよね。
どちらの場合でもケアプランを作成するには、自治体に届出が必要となります。

ケアプラン作成を依頼した場合は、ケアマネージャーはその作成したプランをもとに介護サービスを提供している事業や施設と連携を取り、継続的にサービスが利用できるように便宜を図ってくれます。

また、これは永久的に続くわけではなく、要介護認定は基本的に半年毎に見直しがかかりますので、それに合わせてケアプランも見直しが必要となってきます。

しかし、ケアプランは上記以外にも介護自体に不都合があった場合、変更する事が可能となっています。

●介護支援専門員(ケアマネージャー)

ケアマネージャーとも言い、介護保険法施行に向けて作成された資格です。

要介護者および家族の希望や状況などに応じて、適切な「介護サービス計画(ケアプラン)」を作成していきます。

資格取得の為には、保健・医療・福祉の各分野で合わせて5年以上の実務経験を必要とし、各都道府県の介護支援専門員実務研修受講試験合格は必須で、実務研修修了者に限ります。

●グループホーム

介護保険のグループホームとは、介護保険の中の「居宅サービス」に位置づけられていて、「認知症対応型共同生活介護」と呼ばれるサービスとなっています。

サービスの内容としては、認知症が進行するのを緩和させることを目的としていて、家庭的な雰囲気の中で生活し、同じ認知症の高齢者の方が数人で共同生活をして、介護スタッフによる日常生活上の世話(食事・入浴・排せつ等)や機能訓練などのリハビリを受ける事ができます。

グループホームはユニットと呼ばれる共同生活住居で定員5~9人前後で生活をしていて、必要な設備や人員でサービスを行う事となります。

この施設を利用できるのは、認知症と言う診断がされていて、要介護1~5の認定を受けている方が対象で、なおかつ共同生活が出来る方が対象となります。

よって、要支援の方、共同生活が困難だと判断される方の利用はできないことになります。
料金ですが、介護保険利用料の1割、家賃、光熱費、食材料費となります。

このグループホームで提供されるサービスは、ユニット内で完結する事となっています。

介護保険の居宅療養管理指導に限り、居宅サービスの利用が認められていますが、他の居宅サービスは原則として利用できないシステムになっています。

ですが、グループホームでの一環としてグループホームが全額負担をする場合に限り認められているということです。

グループホームでは、基本的には生活しやすいように施設内の整備が行われています。
よって、特別な事情がある場合を除いて、住宅改修や福祉用具購入は出来ない決まりになっています。

 
介護保険制度のしくみとサービス TOPへ 介護保険のサービス ケアプランとグループホーム